OSGiベースのゲートウェイミドルウェアスタック
オープンスタンダードおよびオープンAPIがベースのBosch IoTゲートウェイソフトウェアは、ほとんどの接続プロトコルに標準対応可能です。

当社のBosch IoTゲートウェイソフトウェアを使えば、古い年代のものも含め、またベンダーも問わず、ほぼすべての資産やデバイス、モノを接続可能です。標準のままで多種多様なプロトコルに対応しているため、エンドツーエンドでのモノのWeb接続が容易に実現できます。
このソフトウェアを使えば、(インターネット接続なしでも)ローカルアプリケーションをゲートウェイ上で動作させることが可能です。さらに、IoTビジネスの将来性が保証されます。すなわち、デバイスを組み込んだ後、現在および将来のあらゆるアプリケーションとの互換性が確保されます。当社のリモートマネージャーという理想的なバックエンドソフトウェアのおかげで、ゲートウェイのリモートでの管理と監視が可能です。
Bosch IoTゲートウェイソフトウェアの特長一覧
- OSGiリリースバージョン4.2、4.3、5.0に適合した、OSGi認定、低フットプリントのBosch IoTゲートウェイソフトウェア 自体の実装を含みます。
- HGI SWEX(ソフトウェアモジュール方式)に適合、試験済です。
- ゲートウェイやハブデバイス等の組み込み製品での利用に最適化されています。
- TR-069、TR-157がベースのリモートマネジメントエージェントを提供します(サービス/アプリケーションのライフサイクル管理も含む)。
- ホームネットワーク接続への対応も含みます(Z-Wave、ZigBee、DECT、BLE、wMBUS、EnOcean、UPnP、KNX、X10、HomeMatic、Webカメラ等)。
- デバイス抽象化レイヤ(DAL)が組み込み済みです。
- スクリプトベースのオートメーションシナリオ用にスケーラブルな自動化規則エンジンを提供します(シナリオマネージャー)。
- リッチなWebベースインタフェース用に、WebサーバーおよびWebフレームワークが組み込まれています。
- 高度なリソースマネジメントサポートが付き、ランタイムのロバスト性と信頼性が強化されます。
- アップデート/再起動マネージャーを提供します。
- インテリジェントで拡張性のあるネイティブウォッチドッグエージェントが含まれています。
- LinuxやAndroidなど、多くのJVMやOS向けに移植され最適化されています。
- 豊富なリモートアクセス機能が付いています(Java、JCA、JMS、SOAPやREST等のWebサービス、JSON-RPC)。
- Webベースの管理アプリケーションとCLIインタフェースが含まれています(Telnet経由またはEclipse内からローカルアクセス)。
- プラットフォーム、アプリケーション、サービスのライフサイクル管理が可能です。
- すべて何の手も加えずにそのままで、リモートからのインストール、アップデート、アンインストール、設定、監視、診断が可能です。

Bosch IoTゲートウェイソフトウェア用のソフトウェア開発キット
Eclipse IDEベースのSDK
- Eclipse用プラグインのmBProfilerが含まれており、JVMによるプラットフォームリソース(CPU、メモリー、スレッド)の消費に関係するJavaプログラムのさまざまな性能面を調査してアプリケーションの効率性向上を図るなど、デベロッパーに役立ちます。
- Eclipse用プラグインのmToolkitが含まれており、これはOSGi準拠のバンドルやアプリケーションをEclipseワークベンチから直接OSGiランタイム上で展開・管理するための便利なツールを集めたものです。
- EclipseプラグインのTarget Platforms Storeが含まれており、OSGiランタイムで利用可能なAPIやサービスを持つ複数のターゲットプラットフォームを、Eclipseプラグイン開発環境に追加可能です。
- Bosch IoTゲートウェイソフトウェアのランタイムが含まれています。
- お客様のOSGiプラットフォームの機能的、非機能的な適合性を試験し検証するためのOSGi Runtime Validatorが含まれています。
- プラットフォームAPIはいつでもプラグイン可能です。
- Target Image Descriptorsは、あらかじめ定義されたOSGiランタイムイメージのセットで、最も一般的な製品ユースケースに対する機能コンポーネントが含まれています。デベロッパーはイメージディスクリプタを使い、実動作が可能なランタイムを生成してデバイス上に展開したり、PC上でランタイムをエミュレートしたり、または定義済みのものを利用してユーザー独自のイメージを設計したりすることができます。
- 成熟し標準化されたAPIに対する開発
その他お客様の関心事
IoTデバイスのマネジメントについて、さらに詳しい内容をお伝えします。